Vリーグ女子3部、新規参入のカノアラウレアーズ福岡は3位 最優秀新人賞に湊ひかり、サーブレシーブ賞に上地野乃香
バレーボールのVリーグ女子3部(V3)は2月25日の最終戦をもって終了し、福岡県内の女子チームで初めてVリーグに参入したカノアラウレアーズ福岡は8勝7敗で3位に終わった。優勝は11勝4敗の倉敷アブレイズで、2位は同じ勝敗ながら勝ち点数でアルテミス北海道、4位は15戦全敗のヴィアティン三重。 ■リベロとして守備を統率し、サーブレシーブ賞に輝いたカノアラウレアーズ福岡の上地野乃香 個人賞も発表され、カノアではオポジットの湊ひかり(25)が最優秀新人賞、リベロの上地(うえち)野乃香(27)がサーブレシーブ賞に輝いた。湊はチーム最多、リーグ3位の228得点(アタック204、ブロック20、サーブ4)で攻撃をけん引。上地はリーグ1位のサーブレシーブ成功率(63・6%)を記録し、守備を統率した。 カノアは同日の三重戦にセットカウント3―0(25―17、25―14、25―22)で快勝。今季限りで現役引退を表明しているエースアタッカーの熊本比奈(28)はキャプテンとして最後までチームの先頭に立ち続けた。アタックでの10得点のほか、サーブレシーブでもチーム最多の17本を受けるなど攻守で奮闘し、有終の美を飾った。 同じく今季限りでユニホームを脱ぐミドルブロッカーの賀谷(がや)明日光(28)とセッターの鎌田葉月(26)も効果的なサーブを繰り出し、勝利に貢献した。