第94回選抜高校野球 敦賀気比 基礎、丹念に/丹生 集中高めて 代表決定一夜明け、練習 /福井
<センバツ2022> ◇かけ声大、意気よし 第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に2年連続9回目の出場を決めた敦賀気比と21世紀枠での初出場を決めた丹生の選手らは、決定から一夜明けた29日、甲子園に向けた練習に臨んだ。選手らは喜びをかみしめつつ、緊張感を持って打ち込んでいた。 敦賀気比は午前9時過ぎに開始。時折雨が降る中、ノック練習やティー打撃、ウエートトレーニングなど基礎的な練習を丹念にこなした。上加世田頼希主将(2年)は「一夜明けて練習時のかけ声が皆大きくなり、自覚が一層高まっている。支えてくれる人たちに活躍する姿を見せるためしっかり準備したい」と話した。 丹生の選手らは午前8時過ぎに始動した。ウオームアップに約1時間費やした後、投手や外野手、内野手などポジションごとに屋内練習を実施。来田竹竜主将(2年)は「甲子園に行けるという実感が徐々に増してきた。試合本番に向けて、チーム全体で集中力を高めて練習していきたい」と意気込んでいた。 また、両校の地元の首長も出場を祝うコメントを同日までに出した。【大原翔】