【火事】客が違法にガソリン詰め替え 福山市のガソリンスタンドで発火
福山地区消防組合は、広島県福山市内のセルフ式のガソリンスタンド(GS)で客が違法にガソリンを容器へ詰め替え、火災が発生したと発表した。けが人や建物などへの延焼はなかったが、同組合は「一歩間違えば重大事故につながる」として各GSの関係者に対策の徹底を求めている。 【動画で見る】違法なガソリンの詰め替え中に発生した火災 同組合によると、7月22日午後1時45分ごろ、70代の男性客が乗用車の荷台に置いた容器にガソリンを入れる途中、容器周辺で炎が上がった。静電気が発生し、可燃性の蒸気に引火したとみられる。この客が消火器で消し止めた。 消防法では、セルフ式GSでの容器への詰め替えは、危険物の取り扱いができる従業員が行うよう定めている。
中国新聞社