「剛力さんも唐田さんもすごい役者」 『極悪女王』ヒットで評価が180度変化した剛力彩芽、唐田えりかーー“地上波から姿を消した芸能人”復活の6条件とは
今年の5月には活動拠点をアメリカに移すと発表したが、中には「日本で売れないから……」といった心ない言い方をする人もいた。 この3人は、いずれも『極悪女王』で高い評価を得ている。特に、SNS上では叩かれて続けてきたのだが、その論調も変わりつつある。なぜここまで評価が一変したのだろうか。 ■そこまで批判される必要があったのか 剛力さんは、前澤さんとの熱愛が発覚する前から、「事務所のゴリ押し」と叩かれることが多かった。真偽はさておき、デビュー間もなくからメディアに多く露出していたため、「実力がないのに出まくっている」と見ている人も少なからずいた。
前澤さんとの恋愛にしても、両者とも既婚者ではないので、不適切な関係では一切ない。前澤さんが「お金持ち」として知られ、物議を醸すような言動を取っていたこともあり、剛力さんも格好の標的となった面はあるだろう。 事務所退所後に地上波で見かけなくなっていったのも、「事務所の力で売れていた」というイメージを定着させてしまうことになったように思える。 一方の唐田えりかさんは、不倫行為ではあるので、一定の批判を受けるのはやむをえないかもしれない。東出さんと、元妻の杏さんはともに人気の俳優であり、かつ「理想の夫婦」のように思われていたこともあって、唐田さんが「幸せな家庭を壊した」という言われ方をしていた。
ただ、不倫は当事者の問題だ。いつまでも第三者が首を突っ込んで叩くことでもないだろう。 ■『極悪女王』は最高の復活の場であった 俳優たちの現状を鑑みると、結果論かもしれないが『極悪女王』は最適な復活の場だったように思える。 Netflixは有料サービスであり、広告で成り立っている地上波テレビ放送と比べて、コンプライアンスが厳しくない。そのため、不祥事やスキャンダルを起こした俳優を起用しやすいし、起用しても叩かれづらい傾向がある。