中国代表FW「再び0―7で敗れることはない」 現地メディアは日本戦へ戦々恐々「勝ち点1でも奇跡」
◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 中国―日本(2024年11月19日 中国・アモイ) サッカー中国代表FW張玉寧(27=北京国安)が26年W杯アジア最終予選C組第6戦の本拠・日本戦へ向け「少なくとも再び0―7で敗れることはないだろう」と言及。前回対戦時よりも“いい結果”が得られるはずだと語った。 中国は4試合を終え最下位と低迷したが、14日のバーレーン戦に勝利し4位浮上。2位オーストラリア、3位サウジアラビアとも勝ち点6で並びW杯切符獲得への可能性が広がった。 張玉寧は中国メディア「CCTV」のインタビューに応じ、19日に控える日本戦について「次はホームで対戦できるので、少なくとも再び0―7で敗れることはないだろう」と控えめなコメント。 同予選9月のアウェー日本戦で衝撃的な大敗を喫したことを振り返り「開幕戦からいきなり日本と対戦するので、ある程度は覚悟していました。それに通常なら1時間ほどでスタジアムに到着するはずが2時間以上バスの車内で座りっぱなしでした。(到着後)15分程度しかウォームアップする時間がありませんでした」と“アクシデント”に襲われたことも悪い結果に繋がったと持論を展開した。 無敗で首位独走する日本代表に対しては中国メディアも戦々恐々。スポーツメディア「捜狐体育」は特に悲観的。「“絶好調”の日本との対戦では勝ち点3はおろか、勝ち点1を取ることもすでに奇跡。中国チームは次の試合に繋げるためにも“呪文”などを使って選手の士気と自信を維持することが大事。もし再び大敗してしまうと失うものは大きい。結局のところ、我々の目標はバーレーンやインドネシアに勝利することであり、この2チームとプレーオフ出場権を争うことになる」と報道。 第6戦日本、第7戦サウジアラビア、第8戦オーストラリアとの3試合で勝ち点1を拾えればいいと持論を展開。2位争いよりも4位確保を狙うのが“現実的”だと控えめだった。 <W杯アジア最終予選C組順位表> 1位・日本(15) 4勝1分 得失点+18 勝ち点13 2位・オーストラリア(24) 1勝3分1敗 得失点+1 勝ち点6 3位・サウジアラビア(59) 1勝3分1敗 得失点-1 勝ち点6 4位・中国(92) 2勝3敗 得失点-8 勝ち点6 5位・バーレーン(76) 1勝2分2敗 得失点-5 勝ち点5 6位・インドネシア(130) 3分2敗 得失点-5 勝ち点3 ※()内数字はFIFAランキング