西武・武内夏暉2900万アップ 来季は「今年以上の数字を」
文句なしのルーキーイヤーとなった。西武・武内夏暉投手(23)が4日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2900万円増の年俸4500万円でサインした。 「開幕からローテに入ることができて苦しい時もありながら、それを乗り越えて1年間通して成長できた」 3球団競合の末に入団した1年目は開幕ローテ入りし、21試合登板で10勝6敗、リーグ2位の防御率2.17をマーク。期待通りの活躍で新人王に輝き「(来季は)25試合登板を目標に今年以上の数字を出したい」と飛躍を誓った。 私生活ではプロ生活をスタートした若獅子寮を出て、11月から一人暮らしをスタート。約3倍増となった年俸の使い道を問われ「一人暮らしが始まってそこでお金を使うことが増えるので」と笑みをこぼした。 プロ入り後初の自主トレは平良らと沖縄・石垣島で行う。「しっかり準備してキャンプから万全の状態でいけるように」。オフシーズンもしっかり鍛え、2年目のジンクスを吹き飛ばす。(石井孝尚)