介護現場でスタッフを「イラっとさせる一言」 正しさを相手に理解してもらおうとしていないか?
「言いたくないなら言うな」という反発も生まれることでしょう。 ■言葉遣いに少しの気遣いを盛り込むと、印象が変わる 何かを提案したいときは、素直に受け入れやすいよう、現状を否定せずに「こうするともっといいよ」「さらによくなるよ」というニュアンスで伝えることが大切です。 相手のやり方や考え方を尊重する姿勢も大切です。 一方的な投げかけではなく、相手の考えを確認する問いかけをしましょう。 お互いの考えがわかると、さらによいアイデアが見つかるかもしれません。
いかがでしょうか。 言葉遣いにちょっとした気遣いを盛り込むことで、あなたへの印象はガラッと変わるはずです。 そうしてスタッフ同士の関係性がよくなると、介護の仕事がもっと楽しくなるでしょう。
大野 萌子 :日本メンタルアップ支援機構 代表理事