レオパレスが施工不良問題で中間報告(全文2)法適合性に問題はない
引っ越し完了が425人という現状をどう評価しているのか
共同通信社:共同通信社の【ヒガシ 00:26:39】です。425人が今、引っ越しを完了したということなんですが、3月をめどだと、なかなか7000人だと、あくまでめどだと思うんですけど、これはどう評価されている。引っ越しの今、繁忙期に重なっているから425人にとどまるのか、それとも入居者の方の整理が付いていないからこの数字にとどまっているのか、どう評価したらいいと考えていらっしゃいますか。 平坂:私どもといたしまして、3月末にどうしても退去していくということはもともと考えておりません。あくまで早急な是正工事が必要だということでお願いをしているということなものですから、入居者さまのご希望に合わせてやっておりますので、これに対して多いとか少ないとかそういうのはあまり、【***** 00:26:43】言及しているつもりはございません。 共同通信社:一時的な転居が最も日数が掛かる物件っていうのはどういう不備が。これは外壁なんでしょうか。 平坂:補修工事に対して一番時間が掛かると。 共同通信社:一番手間が掛かる補修というのはどういう物件なんでしょうか。 平坂:それに関しましてはやはり外壁、これの補修、これが一番時間が掛かると思います。 共同通信社:1戸当たり8000万とか5000~6000万とかそういう感じですか。 平坂:まだ特定行政庁さまとその辺の補修工事の協議が確定できておりませんので、ちょっとまだこの段階で値段が幾らというのはお答えすることはできません。 共同通信社:分かりました。ありがとうございます。 司会:ほかはいらっしゃいますでしょうか。では先にこの方。
8月までに補修を完了できる見通しはあるのか
産経新聞:産経新聞の大坪といいますが、今の3月までの引っ越しとちょっと関わるかと思ったんですけど、8月までに補修を完了せよというふうに国交大臣が言っていると思うんですが、そういった見通しについては可能でしょうか。 平坂:これは、そういう指示をされておりますのは事実なものですから、私どもといたしましてはこの対策本部、前回お答えしたときはだいたい1000名ぐらいの体制でこの対策に当たると申しておった、予定だったわけなんですが、これを今、2000名規模に増強いたしまして、その工事に間に合うように今、体制を組んでいるというふうな状況になってございます。 産経新聞:あと、今、増強したということで取り急ぎ対応をされていると思うんですが、今現在の、外壁を改修しないかもしれないとか、オーナーが同意したら改修しないかもしれないということだったと思うんですが、改修などの費用ですとかそういった特別損失の増減の見通しはどうでしょうか。 平坂:外壁の補修はしないというわけではなくて、外壁の補修はとにかくいたします。ただ、これが併せて私どもとしては大臣認定が取れれば当然、その工法で、お客さまに対してお願いをさせていただくという形になりますので、補修工事はとにかくやるという前提で考えております。引き当てにつきましては、それにはその分の費用を含んだ形で今回は引き当てを入れてございます。 産経新聞:といいますと、360より減る、増えるっていうのはどうでしょう。360億円というふうに確か出されていたと思うんですけど、特別損失。それ以上また増えそうですとか、発表後の変化ですとか、その辺はどうでしょう。 蘆田:現在におきましては、その時点で引当金計上したもので十分だと考えております。 産経新聞:あと、すいません、最後に、これだけ報道ですとか、今日の報告書を受けてまたさらに報道が出て、かなり借り手が減ったりですとか、オーナーさんからの苦情とかも多いと思いますので、そういったことでの賃貸事業とかへの業績への影響とかについての見通しもお願いします。 蘆田:まずは可能な限り建物の消費者であるオーナーさま、あと入居者の皆さまにも可能な限り情報発信をしてご理解いただいて、今の状況を維持、さらに上向きにしていけるようにと考えております。 司会:じゃあよろしいですか。 【書き起こし】レオパレスが施工不良問題で中間報告 全文3へ続く