『価格を超える満足度を』 宝石やバッグなど20万点が集結 「質流れ品大バザール」 阪神百貨店の敏腕バイヤー 人生最後の情熱仕入れに奔走
■連藤バイヤーのこだわり②「街で人間観察⇒常にトレンドに応える」
【連藤誠一郎バイヤー】「お客さまの持ち物は気になりますよね」 連藤さんが普段からついついやってしまうという「人間観察」。質屋さんに向かう道中でも観察が続きます。 【連藤誠一郎バイヤー】「2月末ですけど暖かくなっているので、服装に合わせて(バッグを)変えてるなと思いますね。白っぽいプラダのバッグとか、春色になっておしゃれやなと思いますよね。われわれ(質流れバザール)も3月に開催なので、時期特性も重要視して品ぞろえを考えていかないとあかんなと」 連藤さんが「品ぞろえ」にこだわるようになったきっかけは約7年前。質流れバザールのリーダーを任された時のことでした。 【連藤誠一郎バイヤー】「これだけお客さまが入っているのに、手ぶらで帰ってるとか。わざわざ電車賃払って梅田に来ているのに『買うものがない、残念や』という声もありましたので、いちからもう一度、中身を企画段階からやり替えていったのがきっかけですね」 「全てのお客さんに『質流れバザール』を楽しんでもらいたい」。連藤さんは、毎年、新たな質屋さんを開拓し、幅広い商品を店頭に並べられるよう奔走してきました。
■連藤バイヤーのこだわり③「関西の客から需要の高い“レア商品”を探す」
今回、連藤さんが特に力を入れるのは「レア商品」。ここ数年、特に関西の客から「レア商品」の需要が高まっているそうで、珍しいコラボ商品を多く扱う質屋さんを訪ねました。 【質屋】「コラボレーションのモデルでしたらこういったもの(ルイヴィトンのバックを出してきて)。原宿のポップアップストア限定で販売されていたもの」 【連藤誠一郎バイヤー】「東京でしか手に入らない商品?」 【質屋】「そうです。すぐに完売してしまったものです」 関西では手に入らないレアなものばかりで、何としても質流れバザールに並べたい連藤さんです。 【連藤誠一郎バイヤー】「とにかく最後の1週間の荷造りまで、できるだけたくさん集めてもらえたら。最後なので、私の顔も立ててもらって、できるだけ商品を投入してもらって」 「今年で引退」を口実に、多少のむちゃぶりもご愛嬌です。 【連藤誠一郎バイヤー】「とにかく(商品を)詰め込んでくださいね。よろしくお願いします」
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