「妻に一度フラれた」石破氏「有言実行する生き方」約束して妻・佳子さんと結婚へ 20年取材続ける鈴木哲夫さん「原点に返るべき」
■鈴木さんから「原点に返らないと」と指摘も
こう話してきたうえで鈴木さんは、石破氏の今後について、原点に返るべきと指摘した。 ジャーナリスト 鈴木哲夫さん:私はやっぱり、石破さんが支持を受けてきたのは、いわゆる自民党に対しても、何に対しても、『きちんと言うべきってことは、言うんだ』と(いうところ)。それから解散については僕の取材にも、やっぱり『自分はとにかく、予算委員会できちんと(野党と議論を)やる』ってことを言ってたんですよ。 ジャーナリスト 鈴木哲夫さん:それがね、取材すると、『今やるべきだ』っていう、自民党の中に、それこそ重鎮とかがいるんですね。それに押されるような形で、『今なら勝てる』という流れに乗っている感じがあるけど、絶対こんなことやっちゃだめですよ。僕はそう思う。 ジャーナリスト 鈴木哲夫さん: もう1つ僕が気になるのは、経済政策なんですね。(総裁選の)投票の何日か前になって、急に『岸田路線を継承する』って言い出したんですね。 結果を見たら分かるように、岸田さんのところから、例えば決戦投票で表をお願いしてるなんて話ありましたね。これはよく取材しないとわかりません。 だけどそういうバーターとして、『じゃあ政策引き継ぎます』と言ったんだったら、石破さんちょっと違うんじゃないのと。 まず3年間の経済政策を総括して、いいものは引き継ぐけども、そうじゃないものは変える。 総括の経済政策を出さなきゃいけないのに、もう総裁選の前に『継承します』なんて言っちゃったでしょう。 ジャーナリスト 鈴木哲夫さん: そういうところも、つまり石破さんが今まで言ってきたことを、こうやって変えていく。解散日程も変えていく。 僕ね、世論の反発は逆に大きくなると思う。だからそういう意味では、ここでもう一回原点に返らないと、このままこんなふうに流れていくと、危ないなと、僕は正直思います。 (関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2024年9月30日放送)
関西テレビ