維持費を安くするために軽自動車の購入を検討中です。「軽自動車は事故を起こしたとき危険」といわれたのですが、本当に危険なのでしょうか?
普通自動車と軽自動車を比較すると、軽自動車の方が維持費は安くなるようです。しかし、購入を検討していく中で、事故を起こした際の危険性について気になる人もいるでしょう。 今回は普通自動車と軽自動車の事故率にどのくらい差があるかをご紹介します。普通自動車と軽自動車の維持にかかる費用も計算していますので、あわせて参考にしてください。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
普通自動車と軽自動車の維持にかかる費用
普通自動車と軽自動車を維持する際の費用は、おもに税金の部分に違いがあると考えられます。ここからは普通自動車と軽自動車で、維持費にどのような違いがあるのかを見ていきましょう。 ■普通自動車の場合 普通自動車の場合、排気量や自動車の重量によって自動車税および自動車重量税の金額が変動します。今回はマツダから販売されている「MAZDA CX-3 15S Touring 2WD」を基に税金を計算してみましょう。 まず自動車税についてですが「MAZDA CX-3 15S Touring 2WD」の排気量は1496リットルとなります。このことから「1リットル超~1.5リットル以下」の自動車税が適用され、令和元年10月1日以後に初回新規登録されている場合は3万500円の支払いが必要です。 自動車重量は1210キログラムとなっており、1トン~1.5トンまでのものが適用されます。金額は2年で2万4600円となり、1年分は1万2300円です。このことから、1年に支払う税金を計算すると、4万2800円となるでしょう。 ■軽自動車の場合 軽自動車の場合、軽自動車税は一律で1万800円と定められています。最初の新規検査から13年経過すると1万2900円となりますが、車種による違いは設けられていません。 自動車重量税は、1年間で一律3300円と定められています。重量税についても、新車新規届出から13年経過すると4100円、18年経過すると4400円と支払額が増えることを覚えておきましょう。 このことから、軽自動車が1年間で支払う税金の合計額は、1万4100円となります。