【ビッグバン】“ゼロ距離殺法”の目黒翔大がTKO勝ちでライト級王座を初防衛
☆Super Bigbang 2024☆ 2024年12月1日(日)神奈川・横浜武道館 【写真】勝利の雄叫びをあげる目黒 ▼第18試合 ライト級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール 〇目黒翔大(優弥道場/王者) TKO 2R 2分23秒 ※レフェリーストップ ×林 京平(湘南格闘クラブ/元Bigbangライト級王者/挑戦者) ※目黒が初防衛に成功。 目黒は22年11月に松本和樹から勝利。23年7月にはKNOCK OUTとの対抗戦で新田宗一朗から勝利を収め、24年9月にKrushで斎藤祐斗から下して7連勝。Bigbangライト級王座は、2024年3月の石田勝希戦で獲得した。得意技は「ゼロ距離殺法」と名付けた超接近戦からの攻撃で、今回が初防衛戦となる。 ベテランの林は、13年にKrushで鈴木雅博をKO。以後、大岩龍矢、里見柚己らトップ選手を相手に経験を積んできた。18年12月に中村圭佑を破り、第3代Bigbangライト級王者となるも初防衛後に返上した経緯がある。目黒とは21年11月のスーパービッグバンで対戦し、ドローとなった。 1R、林はインローで崩しにかかり、これが何度もヒットする。目黒は左のパンチがいい。カウンターで決まるシーンもあった。林はそれでもカーフキックからパンチで崩しにかかり、互角の展開となる。 2R、林はカーフキックからパンチへつなげるコンビネーション。ここで目黒が一気に動き、ゼロ距離殺法へ。超接近からのアッパーが林のアゴを跳ね上げ、ヒザ蹴りがボディへ突き刺さる。林はたまらずダウン。立ち上がった林に、目黒がヒザ蹴りを連打して二度目のダウンを奪う。それでも林は、立ち上がる。だが目黒がラッシュをかけたところで、レフェリーが試合を止めた。雄たけびを上げる目黒が、王座防衛に成功した。 王座を守った目黒は「自分は過去は過去、今に目を向けて未来を作っていきます。林選手のおかげで強くなることができました。ありがとうございました。身内でがんばってほしい人がいて、俺はやったぞ、がんばってくれ!と伝えます。毎日怖かったし、これからも怖わいと思いますが、よろしくお願いします」と挨拶した。
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