ホンダと三菱商事、EVの電池再利用へ合弁会社設立 N-VAN e:で車電分離型リースを展開
ホンダと三菱商事は13日、電気自動車(EV)関連事業を手がける合弁会社「オルタナ」を折半出資で7月に設立すると発表した。まずは10月に発売するホンダ「N―VANe:」(エヌバンイー)を皮切りに、電池回収を狙ったリース商品を販売し、回収した使用済み電池の再利用につなげる。電池の所有権のみオルタナが保有する「車電分離型」のリース商品とし、電池の有効活用を図る。 N-VAN e:の詳細写真を見る 資本金(資本準備金含む)は20億円。社長には三菱商事の福井盛一氏、副社長にはホンダの中﨑隆夫氏が就く。 まずエヌバンイーでリース商品を展開する。電力需要に応じて最適な時間にEVを充電できるようにする「スマート充電事業」も展開する。