首相、24日にも能登入り 2回目、復興状況確認
岸田文雄首相は今月24日にも石川県を訪ね、能登半島地震の被災地を視察する方向で調整に入った。被災地入りは1月14日以来、2回目。被害が大きかった輪島、珠洲両市などの被災現場で復旧・復興状況を確認する意向だ。政府関係者が13日明らかにした。 ライフラインなど復旧状況の視察に加え、自治体や中小企業、農林漁業関係者との意見交換を想定している。地域経済再建に向けた課題を直接聞き取り、自らが本部長を務める復旧・復興支援本部の議論に生かしたい考えだ。天候次第で25日への延期も検討する。 首相は1月の視察で、輪島、珠洲両市の避難所を訪問し、現地で活動する自衛隊員を激励した。