茂木和哉さんに学ぶ【窓まわり】汚れの落とし方。
2.網戸の砂ぼこりを取る。
段ボールを外側の面に押し当てながら、内側から掃除機でほこりを吸い取る。少しずつ移動させ全面吸い取ったら、外側からも同様に行う。
中性洗剤を湯で薄めた液を作り(約50度の湯3Lに対し、中性洗剤30ml目安)、ペーパータオルを浸して、よく絞る。フローリングワイパーにペーパータオルを取り付け、網戸の表面をなで、汚れを拭き取っていく。ペーパータオルが汚れたら、薄めた洗剤液で洗って、再度同じ工程を繰り返し、タオルが汚れなくなったら、反対の面も同じようにして拭き掃除をする。
サッシの上から下に向かって、除菌ウエットシートで汚れを拭き取っていく。下の部分や桟も同様に拭く。汚れを取りにくい桟の細い部分は、除菌ウエットシートをヘラで押しつけて使うと拭き取りやすい。
(こんな 汚れはどうする?)こびりついたウロコ汚れ
黄砂や花粉のこびりつき、しぶきや泥はねの跡などの頑固な汚れは、中性洗剤だけでは落としきれない。水あか用クリーナーをペーパータオルにつけて汚れに塗布し、こすって拭き取る。
茂木和哉 キッチン用 [台所用磨き剤]
茂木和哉 さん もてぎ・かずや 汚れ落とし研究家 工業薬品、業務用洗剤販売会社勤務後、起業。2014年に自身の名を冠した洗剤ブランド「茂木和哉」を立ち上げる。入手しやすい洗剤や道具で楽してきれいにする『茂木流掃除術』をSNSで発信中。
撮影・青木和義 文・中嶋茉莉花
※本企画で紹介しているのは、茂木和哉さんの掃除方法であり、家電、掃除用具、洗剤メーカー各社が指定する使用方法と異なる場合があります。 『クロワッサン』1128号より
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