大谷翔平「４０－４０」にまた前進 １４試合ぶりマルチ安打 偉業へあと１本塁打＆２盗塁
「ドジャース６－３マリナーズ」（２０日、ロサンゼルス） ドジャースの大谷翔平選手（３０）がマリナーズ戦で、１４試合ぶりにマルチ安打を記録した。三回は右中間へ三塁打。八回は右翼フェンス直撃の安打を放った。時速１８６キロの弾丸ライナーで、一塁を回ったところで急ブレーキをかけてストップ。続くベッツの打席で二盗を決め、３８個目の盗塁を記録した。 シーズン１２７試合目を終えて、過去に５人しか達成していない「４０本塁打・４０盗塁」にあと１本塁打と２盗塁。かつて広島でもプレーしたソリアーノ（ナショナルズ）が、０６年にマークした１４８試合の最速記録を塗り替えることは確実視されている。ロバーツ監督は「本拠地で達成できれば彼にとっても最高ですね」と、２９日まで続くホームゲーム６試合での達成を心待ちにした。 また、試合前には昨年９月の右肘手術後初めて、２日続けてキャッチボール。順調な回復を見せている。
