伊藤武雄さん

“一歩先を行く手の届く贅沢”をテーマにした情報紙「ビズスタ」から、社会で活躍するビジネスパーソンのウェルネスなライフスタイルに役に立つ最新情報をお届けするTOKYO FMのラジオ番組「ビズスタ THE REAL WELLNESS」（毎週土曜7:25～7:30）。「ビズスタ」編集長・佐原雅之がパーソナリティをつとめます。3月30日（土）の放送は、有限会社アリスインターナショナル代表取締役の伊藤武雄さんをゲストにお迎えして、“筋肉と脳の回復”をテーマにした男性用まくら「ダビデ」を紹介していただきました。

佐原：体の調子も仕事の調子も、すべては“睡眠の質”次第。そこで今回は、アリスインターナショナルの伊藤社長にお越しいただき“枕と睡眠”についてお話を伺います。 伊藤：よろしくお願いします。 佐原：まずは、御社が枕を手がけることになったきっかけを教えていただけますか？ 伊藤：“子どもたちの頭を丸く育てたい”と思いまして、ベビー用の「ドーナツまくら」を開発したところ、おかげさまで累計販売個数100万個を超える商品となりました。お客さまが「（我が子の頭の形が）まんまるになりました！」と比較写真を送っていただくようになりまして、それが口コミで広がって現在に至ります。 佐原：これまで“赤ちゃん用”“小学生用”“女性用”と世代別にまくらを製造されていますが、この春には、新たに男性用まくら「ダビデ」をリリースされたそうですね。 伊藤：そうなんです。そもそも当社は、世代や性別で寝具を分けるべきだと考えています。特に男性は皮脂が多くて（まくらを）洗う頻度も増えますし、男性と女性では、アゴの骨の筋肉が全然違います。そこで、まくらの好みも（性別によって）多少なりとも異なるので、性別ごとにまくらを作ることにしました。 佐原：そのような違いを製品に反映させるのは大変ではないですか？ 伊藤：私自身ずっと不眠で悩んでいまして、また“枕マニア”でもあったので、寝室に常に枕を2種類並べて、テストと試作を繰り返しました。そして、2年半の歳月をかけて、どのポジションでも力を発揮できる“スパイダーネット”というものを開発しまして、理想のまくらを作ることができました。 佐原：今後の展望を聞かせてください。 伊藤：今後は枕だけではなく、“金具を使わないベッドフレーム”などを開発して睡眠環境のイノベーションを起こしたいと思っておりますので、当社からさらなるイノベーションが生まれることを願っています。 佐原：ありがとうございました。なお、「ダビデ」はEsmeraldA（エスメラルダ）公式サイトで先行販売中とのことですので、ぜひWebページをご覧ください。 （TOKYO FM「ビズスタ THE REAL WELLNESS」2024年3月30日（土）放送より）