兵庫県知事選で斎藤元彦氏が当選、「改革の継続」訴えてSNSで支持広げる
11月17日に投開票された兵庫県知事選で、前知事の斎藤元彦氏(47)が、同県尼崎市の前市長稲村和美氏(52)ら新人6人を破り、当選を果たした。 【一覧】一目で分かる、兵庫県知事選の構図
斎藤氏はパワハラなどの疑惑を内部告発された問題で県議会から全会一致で不信任決議を受けて失職したが、選挙戦で「改革の継続」を訴え、SNSを通じて支持を広げた。
不信任を受けて失職した知事が再選されたケースは、2002年の田中康夫・元長野県知事以来、2例目。
選挙戦では、内部告発問題で混乱した県政の再建や知事の資質、3年間の斎藤県政の評価が争点となった。