ドライバーがターゲット 東海地方で7月開始・新放送サービスi-dioとは
課題は受信端末の普及 2万人に無料モニターでチューナー配布
多彩な放送が無料で受信できるアイディオについて課題とされているのは、受信端末の普及。現状はチューナー内蔵型スマートフォンや、スマートフォンにWi-Fi接続する単体チューナーがある。 すぐにアイディオを楽しみたい人は、単体チューナーを手に入れるのが早い。ただし放送波なので、ビルなどの近くや移動中の電車、車など、環境によっては受信が不安定になる。 安定して楽しむためにインターネット経由で放送を受信する機能も備えているが、ネット経由の場合はパケット通信となり、別途ネット通信環境や通信料が必要になる。受信するデータ量も大きいため、通信契約によっては通信制限の心配もある。 同社などは「チューナーを使えば、受信料は無料」と、ネット経由ではなく、チューナー受信を勧め「2万人無料モニターでチューナーを手に入れてもらい、良さを知ってほしい」と呼びかける。 乗用車などには車載専用チューナー(近日発売予定)の普及を図り、来年度以降、新型市販カーナビやカーナビにチューナーを内蔵することも、関係業界に働きかけるという。 (斉藤理/MOTIVA)