年内最後は息を吹き返した中国戦、堂安「気を引き締める」 サッカーW杯アジア最終予選
15日にインドネシアを4-0で下してW杯出場へ前進した日本に再び難敵が立ちはだかる。19日に対戦する中国は、W杯アジア最終予選を3連敗発進から2連勝。完全に息を吹き返し、森保監督は「中国は連勝と好調で難しい試合になるが、勝ち点3を取るチャレンジをする」と力を込める。 【写真】中国戦へ向けた練習で、ボール回しを行う久保ら 日本、サウジアラビア、オーストラリアのW杯常連国にたたきのめされても諦めていなかった。インドネシア、バーレーンを連破し、波に乗り切れないオーストラリア、サウジアラビアと勝ち点6で並ぶC組2位争いに浮上。勢いを駆ってホームの日本戦に臨む。 日本は9月のW杯アジア最終予選開幕戦で、中国に7-0の大勝を収めてはいる。しかし、2カ月前とは状況がまったく異なっており、堂安(フライブルク)は「中国は前回負けていて、迫力を持ってくる。もう1度、気を引き締める」と油断していない。 体格を含めたフィジカルの強さを前面に押し出してくる中国は、もともと日本が不得手とするタイプだ。「0-0の間は両チームに可能性がある。チャンスを与えずに先に点を取りたい」と南野(モナコ)。白星を手にし、年内の活動を気持ちよく締めくくる。(奥山次郎)