「嘘でも言えない?」斎藤知事 会見でPR会社社長は「ボランティア」と強調も“感謝の言葉”はゼロ…対応に“冷酷”と指摘続出
いっぽう折田氏は、自らの“奮闘”を「note」にこう記している。 《私が監修者として、運用戦略立案、アカウントの立ち上げ、プロフィール作成、コンテンツ企画、文章フォーマット設計、情報選定、校正・推敲フローの確立、ファクトチェック体制の強化、プライバシーへの配慮などを責任を持って行い》 《私自身も現場に出て撮影やライブ配信を行うこともありました》 《実際選挙を終えてみての私の率直な感想は、「選挙は広報の総合格闘技」であるということです。質・量・スピード全てが求められ、食べる暇も寝る暇もない程でした》 斎藤知事の代理人弁護士は27日に開いた記者会見で、折田氏が公開した「note」の内容を「事実と、全く事実でない部分が記載されている。そういう意味では“盛っている”と認識している」と説明。折田氏とは真っ向から食い違う主張が展開されている。 「折田さんやPR会社から説明がないことには、全容を解明することは難しいでしょう。ただ、選挙期間中には折田さんが選挙カー上で、演説をする斎藤知事を動画撮影する姿が目撃されていたことも事実。斎藤知事が主張するように、仮に折田さんがボランティアで参加していたとしても、応援してもらったことに対して感謝の言葉があっても良いものではないでしょうか。折田さんとの関わりについて説明不足であることは否めませんし、代理人弁護士に“丸投げ”という印象すら受けました。折田さんの『note』の内容が“盛っていた”というのであれば、公人たる立場として自ら説明するべきだと思います」(WEBメディア記者) 折田氏について、頑なに「ボランティアという認識」と繰り返した斎藤知事。もし本当にボランティアだとしても“無償”で尽力したことは変わらないだろう。そのため、彼女が公開した「note」の内容から滲み出る熱量との温度差に、“冷たい”と感じた人も少なくないようだ。ニュースサイトのコメント欄やXでは、厳しい声が上がっている。 《斎藤さんも「折田さんにはボランティアとして尽力していただき大変感謝しています。」くらい言ってあげればいいのに。形勢は変わらないでしょう》 《なんか斎藤さんさぁ、、、真偽は分かりませんが、自分の選挙の為にSNSで「ボランティア」で、粉骨砕身動いて頂いた折田さんに対して、謝意の一つも無いって、人間としてどうかと思います 》 《私企業の社長でありながら斎藤元彦知事の選挙戦に全力で「ボランティア」としてバックアップした折田楓さんに対して何の感謝の言葉も述べない人物に、私は1ミリも人間的魅力を感じない》 《せめて嘘でも折田さんのボランティアに感謝してますぐらい言えないのか?》