髪を染めるのは身体に悪いと言われ、万年黒髪だった私が金髪になって生まれた意外な変化
私が思う「美」の基準
そして、最後のひと押しとなったのが、日本アカデミー賞授賞式での菅田将暉さんの金髪&眉ブリーチ姿。黒い衣装に金髪が映えて、神秘的なルックスでした。 もともと推しであるちゃんみなさんが眉ブリーチをしたのを見てから、眉ブリーチをしたいとずっと思っていたんです。 でも、どうみたって似合う人限られるじゃないですか。憧れる気持ちと裏腹になかなか勇気が出なくて。でも、菅田将暉さんのかっこよさを見て、やっぱり私が理想とする「美」って、どこか「振り切れていること」だと再認識したんです。 そしていざ! 全頭ブリーチ&眉ブリーチへ! 5時間以上の大工事を経て、念願の金髪になりました。(ブリーチは2回しました) 鏡を見たときの気分はめっちゃ晴れやか! なんだか心が軽い軽い。しばらく見慣れず、なんなら今でも鏡を見て「誰やねん」と思うときはありますが、それでも黒髪よりむしろしっくり来ています。
まさかの展開
金髪にして、色んな変化がありました。 予想外だったのが、「匿名性がなくなる(弱くなる)」こと。東京に住んでいて、ど田舎育ちの私は誰にも認識されないことが心地よいと感じます。しかし、元々女性の中では高身長(といっても171cmなのでそこまで、です)なのと、顔立ちが特徴的(これは周りによく言われますが、自覚はまったくありません)なせいもあって? か、覚えられやすい傾向がありました。例えば、半年前に一度だけ訪れた店の店員さんに、「以前もいらっしゃいましたよね」と声をかけられる、みたいなことが少なくありません。金髪になって、その傾向に拍車がかかった気がします。ついにこの前、郵便局の職員さんから「この前……」と声をかけられ、「うそやん!!!」と軽くショックを受けました。 やっぱり、いくら東京でも金髪はエリアによっては浮くんです。渋谷・原宿あたりでは歩いている人の8割は金髪ですが(すみません盛りました)、下町ののんびりしたエリアだとやっぱりそんなにいないんです。