メルカリ、写真を撮ってカテゴリーを選ぶだけの「AI出品サポート」の提供開始
メルカリは9月10日に、同社の運営するフリマアプリ「メルカリ」への出品時に、写真を撮ってカテゴリーを選ぶだけで商品情報の入力が完了する新機能「AI出品サポート」の提供を開始した。 ●AIアシストで出品時の商品情報入力の負担を解消 「メルカリ」ではこれまでも、簡単・便利な利用を実現すべく、最短15秒で手軽に出品できる「かんたん出品」機能や、商品の価格を決めることなく出品可能な「価格なし出品」機能といった、さまざまな機能の充実やアップデートを重ねている。 一方で、ユーザーに対して行ったアンケート調査では、「出品時の商品情報の入力に負担を感じる」「売りたい不要品があるけれど、出品作業が面倒」「商品説明をどこまで詳細に記載すべきかわからず、出品を中断した」といった、出品へのハードルの高さを指摘する回答が寄せられていた。 今回、提供が開始された「AI出品サポート」によって、商品説明や価格設定を考える手間を省けるようになり、「メルカリ」初心者はもちろん、頻繁に出品を行うユーザーも、これまで以上に手軽に出品できるようになる。 「AI出品サポート」では、「メルカリ」への出品時に写真を撮影またはアップロードして、カテゴリーを選ぶだけで、商品説明、商品状態、販売価格といった出品に必要な情報がAIによって自動入力される。出品時にタイトルや説明文を考える必要はなく、最短3タップで出品が完了する。自動入力された内容は、必ずしも正確であるとは限らないため、出品者自身による編集も可能となっている。 なお、「メルカリ」アプリを使用した出品では、9月10日から段階的に「AI出品サポート」がデフォルトでオンになる。