【RWS】石井一成がパーフェクトな試合運び、フルマークの判定勝ちで連敗を脱出
RWS 2024年12月28日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアム ▼113ポンド(-51.25kg)契約 3分3R 〇石井一成(ウォーワンチャイプロモーション) 判定3-0 ※30-27×3 ×ラーチャン・ノンカイタイランド(タイ) 【写真】前日計量での両者のフェイスオフ 石井は打倒ムエタイを掲げタイで試合を重ねながら、2022年8月からK-1にも参戦。K-1バンタム級王座決定トーナメントに出場するなどトップクラスと試合を重ねてきたが、2023年12月の黒田斗真とのK-1 WORLD GP バンタム級タイトルマッチを最後にK-1との契約を解除。 今年3月9日、タイ・ラジャダムナンスタジアムで開催されたRWSではコンパヤックを相手に衝撃の初回KO勝ちを収めた。4月のRWS JAPANでは松田龍聖とドロー、7月のRWS JAPANではパントー・ポー.ラックブンに判定で敗れている。10月、約5年ぶりにスーパーフライ級から一階級下げてのフライ級でRWSに挑んだがペットバンライの首相撲地獄に捕まり判定負け。今回が再起戦となる。 ラーチャンはサウスポーでRWS初出場。 1R、前に出る石井が右ロー、ラーチャンは前蹴り。ラーチャンが左ミドルを蹴ると、すかさず石井が左ボディ。前蹴りで突き放しての左縦ヒジを狙ってくるラーチャンに、石井は右ストレートをクリーンヒットさせてパンチをまとめる。右ストレートを意識させておいて左ボディ、さらに右ロー。ラーチャンも重そうな左ストレートを打ち返してくる。 石井が入ろうとするところへ右ヒジ、さらに左の縦ヒジも打つラーチャン。石井は飛び込んでの左ボディをヒットさせると右フック。ラーチャンも左ストレートを打ち返して打ち合いに。オープンスコアは10-9×3で石井のラウンドとなった。 2R、左フックを連打する石井にラーチャンは左ストレート、石井は右の三日月蹴り。左フックと右ボディストレートを交互に当てる石井は下がって回り込む。ラーチャンは左ストレートや右ヒジを打ちながら前へ出てくるが、石井がステップで鮮やかにかわす。石井の右ロングフックが決まり、ラーチャンがフラついて後退。詰める石井だがラーチャンはすぐに回復して前へ出てくる。ラーチャンの左ストレート、左フックは空振りさせる石井だが、ラーチャンはお構いなしに前へ出て攻撃を繰り出す。OPスコアは10-9×3でこのラウンドも石井がとった。 3R、前に出るラーチャンがロープを背負った石井にヒジ、左ボディ。石井は回り込んでかわしていくがロープを背負うとラーチャンの左ヒジが飛ぶ。ラーチャンは左右のフックを振り回して前へ出るが、回り込んでかわした石井がワンツーをヒット。右ストレート、右インロー、ジャブも当てる。一方的な展開となったがラーチャンも諦めずヒジを振る。最後は石井が左ボディからパンチをまとめるが、ラーチャンのヒジで右目上から出血。しかし、すぐに試合終了のゴングが鳴った。 オール30-27の判定3-0で石井が完勝、連敗を脱出した。
ゴング格闘技
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