ファンデーションがなくなりそうでネットで注文しました。格安だったのですが「発送に2週間」かかるとわかりました。すぐに必要なので「クーリングオフ」はできますか?
通販商品の返品で問題が生じた際の相談窓口
ネットショッピングや通販を利用していると、返品に関する悩みに直面することがあります。そんな時に相談できる窓口を以下に紹介します。相談時には、購入記録や販売業者の約款、経緯をまとめた資料を手元に用意しておくとスムーズに進められるでしょう。 ■消費者ホットライン(188) 地方公共団体が設置している身近な消費生活センターや消費生活相談窓口を紹介してくれます。電話番号「188」は「いやや」と覚えると便利です。市外局番は不要ですが、無料通話ではないので注意してください。 番号: 188 受付時間: 各地の消費相談窓口によって異なります 「188」にかけた後、アナウンスに従い郵便番号7桁を入力します。郵便番号が不明な場合は、アナウンスに従って地域や市町村名を選択してください。入力した地域情報に基づいて、身近な消費生活相談窓口につながり、専門家がアドバイスを提供してくれます。 ■国民生活センター 平日に消費者ホットライン「188」がつながらない場合、このセンターの平日バックアップ相談の電話番号が案内されます。 電話番号: 03-3446-1623 受付時間:午前10時~午後12時、午後1時~4時(土日祝・年末年始を除く) 番号を確認のうえ、かけ間違いに注意しましょう。 ■通販110番(JADMA) 公益法人「通販協会」が運営する相談窓口で、消費生活アドバイザーの有資格者が対応してくれます。 電話番号: 03-5651-1122 受付時間:午前10時~午後12時、午後1時~4時(土日祝・年末年始を除く) サイト内には問い合わせフォームもありますが、回答は電話のみで、メールや文書による対応はありません。
ネット通販はクーリングオフの対象外
クーリングオフは、訪問販売や電話勧誘販売などで契約した場合に、一定期間であれば無条件で契約を解除できる制度です。しかし、ネットショッピングで購入した商品については、残念ながらクーリングオフはできません。 なぜなら、特定商取引法上のクーリングオフ規定が通信販売には適用されないためです。 販売業者が商品を売る場合、返品の可否やその手続きなどの条件を必ず明記することが法律で決められています。商品の返品については、購入したウェブサイトの「返品特約」を確認してみてください。返品特約に従って返品が可能な場合もあります。 出典 独立行政法人国民生活センター 通信販売はクーリング・オフできません 消費者庁 消費者ホットライン 公益社団法人 日本通信販売協会(JADMA) 消費者相談室 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部