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メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手（30）が、2年連続3度目のMVPを満票で受賞。 大谷選手の快挙は、日本だけでなく海の向こう、地元ロサンゼルスでも盛り上がりを見せていました。 街の人からは「信じられないよー!!!」「彼の能力と仕事に対する姿勢、真の賛辞だと思います」「おめでとう、オオタニ!おめでとうショウヘイ!」といった声が聞かれました。 大谷選手は今シーズン、メジャー史上初の50本塁打、50盗塁を達成。 そして、悲願のワールドシリーズ制覇も果たし、2年連続3度目の満票でのMVPを受賞しました。 まさに“大谷選手の1年”と言っても過言ではない今シーズン。 記録にも記憶にも残る最高のシーズンとなりました。 日本時間22日午前8時、メジャーリーグ専門チャンネルによる今シーズンのMVP発表の特別番組が始まりました。 ナ・リーグMVPの最終候補に残った大谷選手は昨シーズン同様、中継で番組に生出演しました。 ブラウンのジャケットを羽織ったその姿は、手術した左肩に特にギプスのようなものは着けていないように見えます。 今シーズンは、右肘のリハビリのため指名打者に専念しました。 その中で、史上初の50本塁打、50盗塁の50-50を達成。 ホームランと打点の2冠に輝くと、ドジャース移籍1年目で悲願のワールドシリーズ制覇となりました。 大谷翔平選手: （Q.今までDHのMVPを受賞者がいないが、今年50-50を目標にしていた?）目標の数字みたいなものはなかったですけど、盗塁は強化しているポイントの1つだったので、増やしたいなとは思っていました。 改めて、今シーズンの活躍を振り返った大谷選手。 そして日本時間午前8時50分ごろ、ついにその時がやってきます。 発表するのは、大谷選手のチームメートであり、メジャーを代表するピッチャー、カーショー投手です。 カーショー投手: 2024年のナ・リーグMVPは、私のチームメート、大谷翔平です! 2年連続、3度目の満票でのMVPに選ばれた大谷選手。両リーグでの受賞は58年ぶり、指名打者に専任しての受賞は史上初の快挙となりました。 発表の瞬間には、妻の真美子さん、そして愛犬のデコピンも集合。快挙達成の喜びを分かち合う中、真美子さんはアスリートらしいグータッチでたたえ合いました。 大谷翔平選手: ドジャースの一員の一人として、代表してもらったと思っているので、それくらいみんなでつかみ取った、シーズンもそうですしポストシーズン、ワールドシリーズもみんなでつかみ取った物だと思っています。一番はワールドシリーズ勝てたというところが、一番目指していたところではあるので、僕がシーズンの代表としてもらった賞だと思っているので、来年も引き続きチームみんなで頑張れるように今リハビリしているので、また復帰してシーズン頑張りたい。 そして、受賞会見後に行われた電話取材では、手術した左肩の状態について明かしました。 大谷翔平選手: （来季は）もちろんスタートから投げる、または打つことを目標に動いています。ただ、見通しよりも少し状態があまりよくなかったので、今はできることとしては開幕をもちろん目指しています。 2023年のMVP受賞のときには、愛犬デコピンを初披露し、仲むつまじい様子を見せてくれた大谷選手。 MVPのことそっちのけで、デコピンの方が大きな話題となりました。 2024年は真美子夫人も同席し、その瞬間を迎えると、真美子夫人がMVP受賞に気づき、大谷選手に伝えると「聞いてなかった」と焦る大谷選手、からのデコピンは逃走。 この約10秒間のやりとりが話題となりましたが、主役はデコピンだったようで、SNSでは「デコピン逃走中」や「どこ行くねん」などツッコミ満載のコメントがあふれました。 さらには「デコピン、自分がMVPじゃなかったからすねちゃったのかな」との考察も。 ドジャースの公式SNSでは、デコピンがMVPとも受け取れる画像がアップされたり、MLB公式の記者が「デコピンが満場一致で真のMVP」だともポスト。 2024年も、話題の中心はデコピンでした。 そして「来シーズンはMVPに加え、最優秀投手賞、サイ・ヤング賞も受賞か?」と聞かれると「そうなれたら最高ですし、まずは（投手で）復帰して、さらに強くなったパフォーマンスを出して自信を持ってマウンドに上がるのがまず目標」と答えました。 ワールドチャンピオンにMVPと、2024年も大活躍の1年だった大谷選手。2025年は、いよいよ投打二刀流の復活です。 大谷翔平選手: 野球ファンの皆さま、大谷翔平です。2024年のナ・リーグMVPに選ばれて本当に光栄です。今夜、そしてシーズンを通してお付き合いくださった皆さま、本当にありがとうございました。またフィールドでお会いできることを楽しみにしています。