女性が憧れる!特別なレストラン「トゥールダルジャン 東京」
「トゥールダルジャン」、という響きには何か特別なものがあります。高級レストランの代名詞、的存在ですし、こちらでウェディングをされた方もいらっしゃるかもしれません。有名な鴨のお料理も「いつか食べに行ってみたい……」と長く憧れながら、シオヤは一度も足を踏み入れたことがありませんでした。 【写真】おしゃれ・エンタメ・グルメ「50代の最旬情報」 その「トゥールダルジャン 東京」が、この秋開業40周年を迎えるそうです。プレス関係者を招いたその記念ディナーが開かれるとのことで、お招きにあずかり、ワクワクしながら伺ってまいりました。
お席に案内されると、素敵なカードが。広げると、40周年の歩みが二か国語で綴られていました。
最初のお皿が運ばれてきました。「帆立貝のマリネ ジンジャーとオレンジの芳香 爽やかなフヌイユのジュレと香気なサフランクリーム」です。 シオヤの写真が拙すぎて申し訳ないほどなのですが、みずみずしい帆立に、ソースのグリーンとイエローが映えて、目にも鮮やかで初夏を感じる一皿。ジンジャーを感じるソースが絶妙で、口当たりは軽いのにしっかりと奥深さを感じ、さすが由緒正しいフランス料理……! と気分も上がります。
二皿目は、「カルディナール風 リ・ドゥ・ヴォーとオマール海老のブレゼ 優美なビスクソース」です。リ・ドゥ・ヴォーとオマール海老の組み合わせ、が想像つかなかったのですが、これが美味しい! オレンジ色の見るからに海老の風味をたっぷり感じるソースが目に鮮やかですが、決してしつこくなく上品で、しっとりとしたリ・ドゥ・ヴォーに、よく合います。
「……かわいい!」と思わず声がもれた次のお皿は「フランス産舌平目のムニエル ヴェニシエンヌソース 彩り豊かなキャロットコルネ」。グリーンのソースに、黄色にオレンジ……と色とりどりの丸いニンジンが水玉のようにあしらわれて、とてもカラフル。舌平目は、皮目がカリッと、身はふんわりと、火の入れ加減が絶妙で、ついついペロッと食べてしまいました。美味しいものを前にすると、つい止まらなくなるタイプ、です。