ジェイク・リーが新日本プロレスに正式入団「骨を埋めたっていい。心の底からそう思う。私に心があればだがね」
「新日本プロレスが私を欲したのであって、私が入団を望んだわけではない」
9月3日、新日本プロレス事務所にてジェイク・リーの入団発表会見が行われた。菅林直樹会長が冒頭、「2024年9月1日付でジェイク・リー選手と正式に所属契約を締結しました」と報告。 【動画】9月3日(火) ジェイク・リー 入団記者会見 その後、新たな「新入団選手」として、ジェイクがサングラスをかけ、契約書と思われる封筒を手に登場した。 ジェイクは報道陣を前に、まず封筒を掲げて、「これが何かわかるかね?契約書だ。新日本プロレスは、どうしても私と契約したかったようだ」と述べ、新日本プロレスとの契約を快諾した経緯を語った。 さらに「新日本、全日本、NOAH…まさか自分が新日本プロレスと契約するとは、誰が想像しただろう?それでも人生は予測不可能だ。私はそのことを身をもって体現し、ファンにヒューマンドラマを提供している」と、自信を持って語った。 ジェイクは、WAR DOGSのメンバーとしてゲイブ・キッドとのタッグで新日本プロレスのリングを「グチャグチャにする」と宣言。続けて「スマートにね?」と不敵な笑みを浮かべた。また、ファンに向けて「私たちの試合を見たいなら、NJPW WORLDに加入し、現地に観戦しに来て欲しい」と呼びかけ、大声で自分たちの名前を叫びながら応援するように促した。 記者からの質問に対して、ジェイクは「ヒール的な立場の選手が入団会見を開くのは珍しい」と指摘されると、「リング上では私はヒールだ。しかし、もう一つの側面は真摯でスマートだ。だからこそ、こうしてスマートに会見に応じている」と応答。 その後、「新日本プロレスが私を欲したのであって、私が入団を望んだわけではない」と強調し、選手としての冷静な視点を見せた。 また、シングルレスラーとしての野望について問われた際、記者が内藤哲也の名を挙げて「IWGPのベルトを巻くことではないか?」と質問すると、ジェイクは「その通りだが、それ以上のこともある。それは観ていればわかる」と、今後の展望を示唆するに留めた。 会見では、古巣であるプロレスリング・ノアでの盟友、ジャック・モリスや拳王についても質問が飛び出した。ジェイクは、ノア時代の離脱に対する批判的な声に対して、「彼らは私の名前を挙げるたびに注目度が上がる。それによってノアでも応援者が増えているはずだ。そろそろ感謝の言葉を述べるべきだろう」とコメント。 さらに、「ジャック・モリスと拳王に会ったら、私に感謝するよう伝えておけ」と、強い言葉で答えた。 ジェイクは新日本プロレスを「日本屈指の団体」と評し、「やる価値は十二分にある。骨を埋めたっていい。心の底からそう思う」と述べた。しかし、「私に心があればだがね」と付け加え、不敵な笑みを浮かべた。 ジェイク・リーの新たな挑戦が、新日本プロレスにどのような影響を与えるのか、今後の展開が注目される。 <写真提供:新日本プロレス>
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