「マイナンバーカード」を紛失してしまいました。再発行に「手数料」がかかるし、今も全く使っていなら“再発行”しなくても問題ないですよね?
マイナンバーカードを紛失しまっても、「再発行に手数料がかかるし、今まで使っていないからそのままでいいのでは?」と考える人もいるかもしれません。 しかし、マイナンバーカードの重要性は高く、再発行をしない場合のリスクは多くあります。本記事では、マイナンバーカードの重要性や再発行しない場合のリスク、紛失した場合の対応について解説します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
マイナンバーカードの重要性
マイナンバーカードは、日本に住む全ての人に付与される個人番号が記載されたICカードです。 マイナンバーカードは、多くの場面で使用できるツールです。具体的には、身分証明書として利用できるほか、健康保険証やオンラインでの確定申告などの行政サービスでも利用できます。マイナンバーカードがあれば、多くの手続きが簡単で効率的になるといえるでしょう。
マイナンバーカードを再発行しない場合のリスク
マイナンバーカードを紛失して再発行しない場合には、いくつかのリスクが考えられます。 例えば、マイナンバーカードには個人情報が記載されていますので、紛失したままにしておくと個人情報の漏えいリスクがあります。個人情報は第三者に知られて不正利用されると、深刻な問題となりかねません。 また、マイナンバーカードは多くの公的手続きで利用できます。再発行せずにほかの手段を用いると、時間がかかる場合もあるでしょう。給付金や助成金の受け取りにマイナンバーカードが必要な場合もあるため、これらの手続きが遅れたり、受け取れなかったりする可能性もあります。 マイナンバーカードは健康保険証としての利用も可能ですので、紛失すると医療機関での手続きがスムーズにいかない場合もあるかもしれません。
マイナンバーカードを再発行する方法と手数料
マイナンバーカードを紛失した場合、まずは「マイナンバー総合フリーダイヤル」に電話をし、一時利用停止を依頼しましょう。一時利用停止は24時間365日受け付けてもらえますので、万一の悪用防止にも対応できます。 コールセンターへの一時利用停止の連絡が終わったら、最寄りの警察署か交番に紛失届を提出します。 そのうえで、マイナンバーカードの再発行の手続きとして、市区町村役場に行き、再発行手続きの申請をおこないます。身分証明書などの必要な書類を持参し、担当者の指示に従いましょう。 なお、再発行には手数料として1000円(電子証明書が不要な場合は800円)が必要です。