箱根駅伝 青学大エース・鶴川正也、初の箱根路で有終Vへ「小学生のころからの夢…どの区間でも区間新を」
来年1月2、3日の第101回箱根駅伝に向け、2年連続8度目の総合優勝を目指す青学大は12日、東京・渋谷区の青山キャンパスで壮行会と会見を行った。初めて箱根のエントリーメンバーに選出されたエース格の鶴川正也(4年)は「小学生のころから青学大のユニホームを着て箱根路を走ることを夢見てきた。箱根駅伝では1時間であるが最高に楽しんで自分の全てを出し切る走りがしたい」と真剣なまなざしで語った。 世代トップとして入学したものの、これまでけがに苦しみ、出走機会に恵まれなかったが、原晋監督も今年のエースとして期待を寄せるスピードランナー。6月の日本選手権(新潟)の男子5000メートルでは13分18秒48の好記録で4位入賞を果たし、好調を維持して駅伝シーズンに突入した。10月の出雲駅伝1区と11月の全日本大学駅伝2区で区間賞を獲得し、いよいよ最後の箱根へ。「希望区間は1、2、3、4区。どの区間でも区間新を出したい」と頼もしかった。