TBS奈緒主演新ドラマ ラブコメでなぜボクシングが題材?担当P「意義があると思った」
TBSは5日、都内の同局で、2024年10月期の番組改編説明会を実施した。女優・奈緒が主演する10月スタートのドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(火曜、後10・00)の見どころを戸村光来プロデューサーが語った。 今作は「くずキュン♡ガチンコボクシングラブコメディ」と題し、結婚式当日に彼氏に逃げられた女性(奈緒)が、謎の男(玉森裕太)との出会いをきっかけにボクシングを始め、恋もボクシングも本気で向き合う姿を描く。同局ドラマ初主演の奈緒は、今作のため本格的なボクシングの練習に取り組んでいる。 ラブコメとして、ボクシングを題材に選んだ理由を戸村氏は「ボクシングだけじゃなく、ボクササイズが女性にすごく人気が出てていることと『ジム』という場所がとてもすてきだと思った」と説明。「特に人との距離がちょっと離れてしまうような現代社会の中で、すごく密な、皆で汗をかいて、仲間として絆を生んでいくっていう場所がとてもすてきだと思ったので、今ラブストーリーとして出す意義があると思った」として、ボクシングがラブコメに適している理由を語った。 その上で見どころの1つを「ボクシングを通した成長」とした。「ボクシングというと、ちょっと野蛮なイメージがあるかもしれないけど、実際はそうでなくて、きつい練習を皆で乗り越えることで、自分の仲間であったりと絆が生まれていく。そんなボクシングの温かい部分を描ければ」とし、奈緒や玉森の役どころに触れて「2人の新しい一面もご期待いただければ」とアピールした。