【エリザベス女王杯】ダービー5着は地力上位の証 東大HCの本命はGⅠ馬のレガレイラ
ホープフルS以来のGⅠ勝利へ
◎レガレイラ 2歳時にホープフルSで牡馬に勝利。その後は勝利から遠ざかっているが、上がり最速はキープし続け、ダービー5着の実績も今回のメンバーでは十分といえる。 ただ京都開催の過去7回で追込は【0-0-0-33】のデータだけが不安材料。ただ鞍上のC.ルメール騎手は昨年もブレイディヴェーグで先行策を取って勝利に導いた。 ホープフルSのように徐々に位置取りを上げていけば、最後は差し切れるだけの力を持っている。 ◯シンリョクカ 2歳時には阪神JFで12番人気ながらリバティアイランドの2着と激走。その後は大敗が続いたが、今年に入って先行策を取るようになり、中山牝馬Sは0秒1差の3着。新潟記念は2番手追走から、逃げ馬をかわして長い直線を粘り切った。 今回の4歳馬の中で近走の充実度はトップクラス。GⅠではあるが牝馬限定戦に戻り、今回のメンバーなら連勝でのGⅠ制覇の可能性はある。 ▲コンクシェル 53kgを生かして逃げ切った中山牝馬S以降、一貫して逃げ続けている馬で、今回もハナを取れる可能性は高い。 直近3走は馬券圏外に敗れているが、ヴィクトリアマイルはハイレベルなメンバーだった上、上位は外を走った馬が独占。内を走る本馬には厳しかった。クイーンSは勝ち馬と0秒1差の5着、府中牝馬Sは上位3頭が4角9番手以降という差し競馬に泣いた。 エリザベス女王杯は追込馬不振、逃げ馬が2連対している舞台で条件は好転する。2200mは初挑戦も粘りこむ可能性はある。 以下サリエラ、スタニングローズまで印を回す。馬券は◎軸の馬連で勝負する。 ▽エリザベス女王杯予想▽ ◎レガレイラ ◯シンリョクカ ▲コンクシェル △サリエラ ×スタニングローズ 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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