スイス中銀、当座預金の政策金利付利を縮小 来年2月から
[チューリヒ 16日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)は16日、中銀にある市中銀行の当座預金で付利対象の基準を引き下げると発表した。 現在、最低準備金の22倍まで政策金利の0.5%の利息を付けているが、来年2月1日から20倍に下げる。超過分には割引率(現在は0%)を適用する。 今回の変更について、中銀は、今年導入した最低準備率の引き上げを実質相殺する措置だとした。 中銀は先週、政策金利を0.5%ポイント引き下げ、2022年11月以来の低水準となる0.5%とした。当座預金に関する調整について「現在の金融政策スタンスに影響はない」と説明した。