【欧州市況】株ほぼ変わらず、FOMC発表前で様子見-英債上昇
(ブルームバーグ): 20日の欧州株はストックス欧州600指数がほぼ変わらず。米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表前に目立った動きはなかった。FOMCは差し迫った利下げの示唆を避け、高止まりするインフレを注視する姿勢を示す可能性が高いとみられている。
欧州債市場では償還期限の短いユーロ圏債がアンダーパフォームした。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁の発言が手掛かり。ラガルド氏は見込まれている6月の初回利下げ後の追加引き下げについて事前にコミットすることはできないと述べた。
英国債は上昇。英インフレ率の低下が材料となった。トレーダーが織り込むイングランド銀行(英中央銀行)の今年の利下げは計68ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)。インフレ統計の発表直後は71bpだった。
原題:Front-End Bunds Dip, BTPs Underperfom Peers: End-of-Day Curves
European Stocks Subdued Ahead of Key Fed Meeting; Luxury Weighs
(抜粋)
--取材協力:Michael Msika、Sagarika Jaisinghani.
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Allegra Catelli