宇治山田商 センバツ旗授与式、主将ら決意新た 粘り強く、勝ち上がる 壮行会、生徒からエール /三重
センバツに出場する宇治山田商(伊勢市)で6日、開会式の入場行進で掲げるセンバツ旗の授与式があった。毎日新聞津支局の斎藤良太支局長から江崎徹校長を通じ、伊藤大惺主将(2年)に手渡された。伊藤主将は「粘り強さを出して、山商の名を全国に広められるように勝ち上がっていきたい」と意気込んだ。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 授与式は体育館で開かれ、1、2年生の生徒計約350人が参加。ユニホーム姿の選手は吹奏楽部の演奏で迎えられ、緊張した面持ちで臨んだ。県高野連の前川欣也会長は「投打守などを総括したチーム力で戦ってきたと思う。山商旋風を巻き起こし、三重県を元気づけてほしい」と激励した。 続いて開かれた壮行会では、吹奏楽部の演奏で女子バレーボール部と男子サッカー部の部員が手にメガホンを持ち、試合でチャンスの時に流れる曲「バンビーナ」を熱唱した。運動部の壮行会で恒例となっている「フレーフレー山商」との力強い応援も披露された。 県内の新聞販売店などでつくる「三重毎日会」からは記念品の練習球が贈られ、谷口紀代美代表から伊藤主将に手渡された。生徒会役員の中川菜月さん(2年)は、「今までの練習の成果を発揮し、山商らしく全力で戦ってきてください」とエールを送った。【原諒馬】 〔三重版〕