「重要な存在になる」今季の出番は数分…遠藤航についてスロット監督が言及「練習に満足しているが、彼には良い競争相手がいる」
リバプールのアルネ・スロット監督が、日本代表MF遠藤航について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 2023年夏にシュツットガルトからリバプールに完全移籍加入した遠藤。当初は不安定なパフォーマンスもあり、獲得に批判の声も集まっていたが、ユルゲン・クロップ前監督の厚い信頼と共に、ピッチ上でのパフォーマンスでファン・サポーターの心を掴み、レギュラーに定着。アンカーとしてシーズンを通してプレーした。 今シーズンはスロット監督が就任した中、プレシーズンではプレーしたものの序列の低下が明らかに。開幕戦ではプレーする機会がないと、25日に行われたプレミアリーグ第2節のブレントフォード戦では後半アディショナルタイムに起用されるに終わった。 監督が交代すれば、求める能力、プレースタイルも変わるために序列に変化は生まれるも。ただ、昨シーズンのレギュラーの序列一気に下がったことに疑問を持つ声も大きい。 ブレントフォード戦後、スロット監督は「遠藤がプレー時間を伸ばすためにはどうしたら良いか」という質問を受け、パフォーマンスの問題ではなく、他の選手との兼ね合いもあるとした。 「選手自身のことばかりではなく、彼が直面している競争も重要だ。我々には多くの優秀な選手がいるように、優秀なミッドフィルダーもたくさんいる」 「ワタ(遠藤航)のトレーニングの方法は本当に満足しているが、彼には良い競争相手がいるし、今日は3人のミッドフィルダー全員の好調なパフォーマンスが見られたと思う。だから、常に彼のことばかりではなく、他の選手の状況にも関係している」 「彼はシーズン中、我々にとって重要な存在になるだろう。なぜなら、我々は彼ら全員を必要としているからだ。シーズンがどれだけ長く続くか、何人の選手が必要なのかは、我々全員が知っている。そして、彼はこれからのシーズンに必要となる選手の1人だ」
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