【前へ】大雨で藍甕(あいがめ)50個が水につかった「久留米かすり」の工房 工房再開へ一歩ずつ 福岡
ただ、工房の損傷が大きかった分、工事費用の負担が重くのしかかります。 ■典信さん 「今回、本当に莫大な費用がかかっていて、補助金もいただいているが、7000万円くらいはかかるかな。」 国からの補助金を使っても2000万円ほどが自己負担となるため、15日からクラウドファンディングで資金を集めることにしました。 ■典信さん 「いろんなコメントをいただいて、毎日泣きそうになっていますね。僕らが久留米かすりを引っ張れるような存在になっていけたら。伝統的な技術も継承していきますし、より町も巻き込みながら盛り上がれたら。」 代々受け継いできた工房で新たな作品を作るため、前に進んでいる森山さん親子。展示販売会は、11月24日まで八女伝統工芸館で開かれています。