イスラエル、ハマス政治局長のハニヤ氏殺害を初めて認める
【AFP=時事】イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は23日、イスラム組織ハマスのイスマイル・ハニヤ政治局長の殺害にイスラエルが関与していたことを初めて認めた。 【写真特集】イスラエル・ハマス衝突(2013年10月) 国防省でのイベントに出席したカッツ氏は「フーシ派に猛攻撃をかけ、指導者の首を切り落とす。テヘランやガザ、レバノンで、ハニヤや(ヤヒヤ・)シンワル、(ハッサン・)ナスララに行ったのと同様に、ホデイダとサヌアでも実行する」と述べた。 この発言により、7月末にイランの首都テヘランで起きたハニヤ氏殺害にイスラエルが関与していたことを初めて公に認める形となった。イスラエルはこれまで、ハニヤ氏殺害を認めていなかった。 ガザでの停戦交渉を主導していたとみられるハニヤ氏は、7月31日、テヘランのゲストハウス滞在中に殺害された。イスラエル工作員が事前に爆発装置を仕掛けたとされる。 イスラエルはその後、9月27日にベイルートへの爆撃でナスララ師を殺害し、10月16日にはガザ地区でシンワル氏を殺害している。【翻訳編集】 AFPBB News