積載車の作業性と「審美性」をアップ、古河ユニック、架装用キャリアの最上位機種「Neo A」発売
古河ユニックは12月10日、小型トラック架装用ユニックキャリアの中で、フラット型モデルの最上位機種「Neo A(ネオエース)」を新開発し、販売を開始した。
同社では、車両を荷台に乗せて運搬する積載車ブランドとして「ユニックキャリア」を販売している。主に乗用車を積載する「車載専用型シリーズ」と、産業用機械や農業用機械なども積載可能な「一般型シリーズ」の2種類を取り扱っている。
今回開発された「Neo A」は、「車載専用型シリーズ」のうち、小型トラック(2~3.5トンワイドキャブ、ホイールベース3.8mクラス)架装用フラット型ユニックキャリア。従来機の安全性と操作性を継承しつつ、作業性と審美性をさらに向上させた最上位機種となっている。
新車販売・修理関連用途向けに「Neo A」を販売することで、運搬作業時に新車・修理車などを傷つけることなく安心・安全に作業を行え、作業の負担を軽減させることに貢献する。
「Neo A」は、従来機「Neo□+:ネオアルファプラス(UC-01N、UC-01NP)」で採用された、ブレガード+、全工程シリンダ、4段階アイドルアップ機能付きラジコンを継承しつつ、さらなる作業性と審美性の向上を目指して機能を磨き上げている。
作業性向上として、荷台およびリヤゲート傾斜角度の低角度化を実現し、特に荷台傾斜角度は0度台を達成した。これにより、運搬車両の積み降ろしがしやすくなった。また、リヤゲートの開閉ロック解除は、従来の手動レバー方式から足踏みペダル方式に変更し、作業時の負担軽減を図った。さらに、徹底した車体軽量化により、従来機より積載量を約250kg増量させている。
審美性向上として、フロントデザイン(鳥居を含む)に高級感と重厚感を持たせつつ、フレーム上部のフラッシャーをLED化することで先進性も追求した。さらに、充実した新オプションにより、作業性と審美性をより高める選択が可能となっている。
レスポンス 森脇稔