「マスク」の続編に光明? ジム・キャリーが前向き姿勢
1990年代を代表する大ヒットコメディ映画「マスク」の続編が、ついに実現するかもしれない。主演を務めたジム・キャリーが、「正しいアイデアがあれば実現できる」と意欲を示したと米ComicBookが報じ、ファンの期待が高まっている。 94年公開の「マスク」は、平凡な銀行員が古代の魔法のマスクによって超人的な力を得る異色のSFXコメディ。世界興収3億5100万ドル、その年の世界興収第4位という驚異的な成功を収め、キャリーをハリウッドの頂点へと押し上げた作品だ。また、後にハリウッドを代表する女優となるキャメロン・ディアスのデビュー作としても知られている。 62歳のベテラン俳優は、2022年の引退表明から徐々に活動を再開。12月20日米国公開の「ソニック×シャドウ TOKYO MISSION」でドクター・ロボトニック役を演じ、「アンダー・ザ・シルバーレイク」のデビッド・ロバート・ミッチェル監督による新作「Evergreen Pines and the Fading Summer(原題)」にも出演が決定している。 「エース・ベンチュラ」でブレイクし、「マスク」で不動の地位を確立したキャリー。「ライアー ライアー」「ブルース・オールマイティ」などのコメディから、「トゥルーマン・ショー」「エターナル・サンシャイン」といった演技派作品まで、その実力は広く認められている。かつて「天使が金のインクで書いたような特別な脚本」でなければ復帰しないと述べていた彼だが、新たな挑戦に踏み出す姿勢を見せている。