〈子どもと一緒に行ける2024おすすめ音楽フェス3選〉子どもは大音量で大丈夫? 必携アイテムは? 子連れフェスで事前チェックすべき4つのポイント!
子連れフェス必携のアイテム3選
では、いざ子連れでフェスに行くとなれば、どんなアイテムを持って行けばいいのだろうか。子連れフェスであると便利なアイテムを3つ紹介したい。 (1)熱中症対策アイテム 子どもの熱中症を防ぐため、帽子や飲料に加えて、首用の冷却リングや冷却タオル、携帯扇風機などの暑さ対策アイテムを準備しよう。 保冷剤ポケット付きのベビーカー用シートやリュックタイプの保冷シートなど、乳幼児向けの対策グッズも便利。もちろん、炎天下のライブ鑑賞は避けるなど、会場内での熱中症対策は必須だ。 (2)防音イヤーマフ 子どもとライブを楽しむのなら、遮音効果のある防音イヤーマフも準備したい。特に、音量が大きいロックバンドが出演するフェスでは、子どもの耳への負担を減らすために着用しておくと安心だ。 つけやすい軽量タイプや、カラー・デザインの種類も多いので、子どもと一緒に選ぶと楽しい。 (3)レインコート・レインシューズ 会場内の傘の使用を禁止しているフェスもあるため、子ども用のレインコートやレインシューズも持って行こう。 傘OKのフェスでも、広げると周囲の邪魔になったり歩きづらくなったりするのでレインコートがおすすめだ。コンパクトに畳めるタイプは持ち運びがラクで、急に雨が降った時にさっと出せて便利。
レベル別に紹介! 子連れにおすすめフェス3選
最後に、子連れの参加者が多いフェス3選と、その特徴をまとめた。 ※★の数はあくまで筆者の意見。また、売切/販売中などのチケットの販売状況は加味していない。 ◼️ふかふかの芝生で寝っ転がれる! 『New Acoustic Camp』 子どもウェルカム度 ★★★ アクセス ★ ネイチャー度 ★★ アコースティックがテーマ。秋開催で夏より涼しく、音量も抑えめなので子連れに優しい。手作り体験やワークショップ、幼児がおもちゃで遊べるテントも揃うキッズエリアには、おむつ替え・授乳スペースも。木登り体験などのアクティビティも充実していて、子どもも一日中楽しめる。会場はゴルフ場なので、ふかふかの芝生の上で寝っ転がったり、走り回ったりできるのも魅力。 New Acoustic Camp 2024 日程:2024年9月14日(土)・15日(日) 会場:水上高原リゾート200(トゥーハンドレッド) 子ども料金:小学生以下は保護者同伴に限り入場無料 公式サイト:https://newacousticcamp.com/ ◼️入念な準備が必要だが、アミューズメント施設大充実の『FUJI ROCK FESTIVAL』 子どもウェルカム度 ★★ アクセス ★ ネイチャー度 ★★★ 新潟県苗場での開催25回目を迎えるフジロック。会場は広く天気も変わりやすく、大人にとっても体力勝負なので、子連れ参戦には入念な準備が必要。幅広い年代のロック好きが集うが、家族でも楽しめる。特に人気なのがアミューズメントや遊具が揃うKIDS LAND。自然の中で子どもが自由に遊べるエリアで、おむつ交換や授乳室も備えている。子どもの参加者たちにおなじみのユニット・ケロポンズのステージも。 FUJI ROCK FESTIVAL '24 日程:2024年7月26日(金)・27日(土)・28日(日) 会場:新潟県湯沢町苗場スキー場 子ども料金:15歳以下の子どもは保護者の同伴に限り入場無料 公式サイト:https://www.fujirockfestival.com/ ◼️キッズエリアなしだけど、トイレ・休憩テントの数が多く快適『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』 子どもウェルカム度 ★ アクセス ★★★ 快適度 ★★★ 邦楽アーティストが集う大規模ロックフェスのROCK IN JAPAN FESTIVALは、今年は千葉市蘇我スポーツ公園と茨城県・国営ひたち海浜公園で開催。飲食店や休憩テント、トイレの数も揃っていて快適に過ごせる。フォトスポットも多く、家族の夏休みの思い出作りにもぴったり。会場内にキッズエリアなどはないが、どちらも公園内の遊具で遊べる。 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 日程:2024年8月3日(土)・8月4日(日)/8月10日(土)・8月11日(日・祝)・8月12日(月・振休) 会場:千葉市蘇我スポーツ公園 子ども料金:6歳未満の子どもは入場無料 公式サイト:https://rijfes.jp/ ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA 日程:2024年9月14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日・祝)・23日(月・振休) 会場:国営ひたち海浜公園 子ども料金:6歳未満の子どもは入場無料。 公式サイト:https://hitachinaka-rijfes.jp/ 注意点や心得など、子連れならではのポイントをいろいろと書いてきたが、とにかく、子連れフェスは楽しい。青空の下、大好きな音楽が流れる中で、子どものいつもと違う一面も見られるフェス体験は、何ものにも代えがたい。夏のお出かけに迷っているなら、今年こそ、子連れフェスデビューをしてみては? 文/川辺美希 写真/Shutterstock
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