〈子どもと一緒に行ける2024おすすめ音楽フェス3選〉子どもは大音量で大丈夫? 必携アイテムは? 子連れフェスで事前チェックすべき4つのポイント!
夏から秋にかけては大型の音楽フェスが全国各地で開催される季節だ。野外でのフェスなど過酷なイメージのあるフェス参戦だが、最近では親子で楽しむ家族も増えてきているそうだ。そこで今回は子どもと一緒にフェスに行きたいけれど……そんな迷える子育て世代のために、今からでも間に合う「子連れ夏フェス参戦」のポイントをお伝えする。 【画像】子どもとフェスを楽しむために準備すべきもの
子ども優先になりがちな家族イベント。親も「楽しい」を諦めない
今、私の周りのアラフォー世代は、若い頃は音楽フェスに行ってたけど、子どもができて足が遠のいているという友人も多い。 自然の中での野外フェスをサバイブした経験がある人ほど、子どもを連れていくなんてもってのほか。私もかつてはそう思っていた。 しかし、実際に私が幼児や小学生の子どもと一緒にフェスに参加して感じたのは、フェスは以前より子連れが参加しやすくなっていることだ。 子連れフェスの最大の魅力は、親も子も「楽しい!」を諦めなくていいこと。子育て期、家族のレジャーはどうしても子ども優先になってしまっているという人も多いと思う。しかし、子連れフェスなら、親も好きなライブを観られて、子どもも公園やテーマパーク的な遊びを楽しめる。 もちろんお互いに耐えなければいけないところはあるが、工夫次第で、親と子の「好き」を両立できるのが子連れフェスなのだ。 とはいえ、子連れフェスは無理も欲張りも禁物だ。 子連れで慣れないフェス会場では、どうしても予定は狂う。「ライブは観られたらラッキー」「子どもと一緒にフェスに来れただけで大成功」くらいの大らかな気持ちで参戦するのが、子連れフェスを楽しむコツだと思う。 そこで、本格的なフェスシーズン到来に向けて、「子連れフェス、ありかも」と思ったあなたのために、子連れフェス参加のポイントや必携アイテム、またおすすめのフェスを紹介していきたい。
フェスのホームページでチェックすべき4項目
まずは、「我が家にとって参加しやすいフェスか」を見極めるコツをお伝えする。フェスのホームページなどで次のポイントをチェックして、参加をイメージしてみよう。 (1)子ども向け設備・サービスの充実度 キッズエリアなどの子連れ向けの設備の有無は大切。遊具やアクティビティがあれば子どもも退屈せず、フェスを楽しめる。 乳幼児連れなら、授乳室やおむつ替えスペースがあるかもチェックしよう。子ども向けサービスの充実度で、そのフェスの子連れウェルカム度がわかる。そうしたフェスは子連れ客が多いため肩身の狭い思いをしなくていいし、子連れ同士、助け合う空気もあるというのが私の印象。 (2)天候 野外フェスでは、雨が降っても屋内にすぐ避難できない。特に山の天気は変わりやすいため注意が必要だ。フェスの天候を知るためのヒントが開催地の標高だ。 スキー場など標高の高い場所で開催されるフェスは比較的天気が変わりやすいため、レイングッズは欠かせない。一方で都市部のフェスも気温が上がりやすいため、熱中症対策が必須。 (3)トイレの場所 特に幼児連れは必ずチェックしたいのがトイレ環境。子どもが行きたくなったらすぐにトイレに入れる環境が望ましい。 トイレの数や、各エリアにまんべんなく設置されているかをチェックしよう。トイレの場所は、フェスのホームページのエリアマップで確認できる。 (4)ステージ間の距離 会場の大きさやステージ間の移動距離も確認しておくと安心だ。大きなフェスだと別のステージまで数十分歩くこともある。エリアマップを確認して、子どもと一緒に無理なく会場内を移動できるか確認しよう。 子連れならコンパクトなフェスを選ぶか、規模が大きいフェスは楽しむエリアを絞るのが無難かも。意外な盲点は、駐車場と会場の距離。駐車場からシャトルバス移動という場合もよくあるので要注意。