新年早々 大企業で相次ぐ「賃上げ」 ユニクロは初任給が+3万円 春闘などで中小企業などにも波及するか
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「賃上げ」が今年の日本経済の大きなテーマであるなか、「ユニクロ」が初任給を3万円アップです。流れは加速するのでしょうか? けさ行われた懇談会で、武藤経産大臣が最も強調したのが。 武藤容治 経済産業大臣 「賃上げの動きを定着させて継続的な賃上げを実現していくために、今年はまさに重要な局面」 去年と同じレベルの賃上げを今年の春闘でも実施するよう要請。 去年と同じレベルの賃上げは実現するのか?大手企業の経営者は、きのうの新年祝賀会で… DeNA 南場智子会長 「前向きですよね」 サントリーHD 新浪剛史社長 「まず去年(7%)は上げるということ」 三井住友銀行 福留朗裕頭取 「人材の確保、育成に四苦八苦する時代が目の前に迫ってますので」 こう語った三井住友銀行。 実は、来年4月に入行する大卒行員の初任給を15%引き上げて、30万円にする方針を固めています。大手銀行では、初の30万円台に。 さらに、きょう「ユニクロ」などを運営する企業が。 ファーストリテイリング 柳井正社長 「成長と賃上げの好循環を推進できるよう、報酬を含む組織のあり方を継続的に見直していく」 3月から初任給を月額30万円から33万円に引き上げると発表したのです。他の社員も引き上げる方針で、最大で年収は11%アップ。 新年早々、大企業では相次ぐ「賃上げ」。ただ、これが春闘などで中小企業などにも波及するかが、日本経済の先行きを占う大きなポイントになります。
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