【インタビュー】『ゼンレスゾーンゼロ』生き生きとしたキャラクターたちや街のその裏側…「アニメディア」掲載のデザイン・アニメーションチームインタビュー全文をお届け!
――『ゼンレスゾーンゼロ』には独特の世界があり、物語やキャラクターの設定やアニメーションを含む映像の見せ方など、ゲームの枠を超えた独特のこだわりを感じます。そのような『ゼンレスゾーンゼロ』が、作品として目指しているものについてお聞かせください。
IPチームゲームの世界観に焦点を当ててみると、『ゼンレスゾーンゼロ』の背景設定には現代社会を壊滅させた災難「ホロウ」や、終末世界で逆境を乗り越えて復興した現代文明最後の砦「新エリー都」が存在します。このポストアポカリプスな設定は、混沌とした終末を迎えた後もなお、幸せと喜びを追い求める人類の本質を表現するためのものです。私たちがゲームに何らかのレッテルを貼ることはありません。実際のプレイ体験とプレイヤー自身の経験に基づいて、プレイヤーなりの『ゼンゼロ』像を描いて欲しいのです。また、ゲーム内ではなるべくヒロイズムを強調することを避けていまして、たとえ世界を救う必要があったとしても、その出発点は壮大な理想ではなく、ただ「自分たちの日常生活を守るため」だったりします。
キャラクターデザインチームキャラクターデザインの面で言いますと、長期運営のゲームとしての『ゼンレスゾーンゼロ』の目標は、段階的に変化する可能性があります。私たちはチームの強みを活かし、多くの作品の中から際立つ、界隈においても代えがたい、独特な作品を作り出すことを目指しています。実際『ゼンレスゾーンゼロ』では、皆様が思い描いている従来のHoYoverseのアートスタイルとは一風違った新しいものを確立できました。将来的には、引き続き『ゼンレスゾーンゼロ』の強みを活かし、様々な試みを行い、プレイヤーに新たな驚きを提供し、ゲーム体験をよりスムーズなものにしたいと考えています。
アニメーションチーム『ゼンレスゾーンゼロ』のアニメーション制作に関しましては、常にCG映画レベルの品質と、より自由で独特な表現手法を追求しています。『ゼンレスゾーンゼロ』のスタイルにマッチしていて、前衛的で大胆なものであれば、媒体を問わずどの地域のアニメーションでも積極的に挑戦しています。私たちは、少なくともゲーム内のモーションに見合うようなムービー作りを心掛けています。
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