75歳、節約家の「気晴らしになるお金の使い方」。外食のおそばが最適だった
おそば経済的で、心の休息になる理由
そばといえば、とても栄養価の高い穀物です。炭水化物だけでなくタンパク質やビタミンBにE、ポリフェノールの一種であるルチンや必須アミノ酸が多く含まれています。とくにそば湯はそれらの凝縮液ですね。私はなによりおそばの味や色やもつ「渋い風情」が気に入っていて、口にするたび日本人の美意識を味わう心地がするのです。 なかでも素朴なもりそば(500円ほど)がいちばん好きですが、栄養面から考えて一品足す場合は、チクワ天(100円)など。またはキツネそば(5~600円)を頼むこともあります。 栄養価も高く、私にとってとても満足度が高いのがおそばなのです。今こそおそば屋を訪れて、心の休息をはかりたいと思っています。
小笠原洋子