内島萌夏 ウィンブルドン初戦敗退、2年連続準優勝中のジャバーに完敗<女子テニス>
ウィンブルドン
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は2日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク68位の内島萌夏は第10シードのO・ジャバー(チュニジア)に3-6, 1-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。 【大坂なおみらウィンブルドン組合せ】 22歳の内島は今季、ツアー下部のITF大会で3週連続優勝を達成。先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では予選を勝ち抜き本戦入りし、1回戦でI・ブリージョ エスコリフエラ(スペイン)を下して四大大会初勝利を挙げた。 芝シーズンではロスシー・クラシック(イギリス/バーミンガム、芝、WTA250)で予選2試合を勝ち抜き本戦入りし、1回戦で敗北。ロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、WTA500)では予選1回戦で敗れている。 本戦初挑戦となった今大会は、1回戦で2年連続準優勝中のジャバーと激突。優勝候補であり悲願の四大大会初制覇を狙うジャバーに対し内島は6本のダブルフォルトを犯すなど精彩を欠く。ウィナーの数はジャバーが21本に対し内島は9本と攻め込まれる展開も増え、4度のブレークを許した。自身は試合を通して1度もブレークを奪うことができず、55分で力尽きた。 2回戦でジャバーは予選勝者で世界ランク161位のR・モンゴメリー(アメリカ)と対戦する。モンゴメリーは1回戦で同じく予選から勝ち上がった同173位のO・ガデツキ(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。 同日には第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)や第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)、第5シードのJ・ペグラ(アメリカ)らが初戦突破を決めている。