プレミアリーグ屈指のクローザー・遠藤航はリバプールを離れるべき? オファー殺到は必至
【ベッカムにもかつて不遇の時期があった】 過去に多くの名選手がレギュラーポジションを奪われながら、黙々と汗を流して名声を取り戻した。 2007年、レアル・マドリードで一時は干されたデビッド・ベッカムもそのひとりだ。彼は誰よりも早くトレーニング・グラウンドに姿を見せ、誰よりも長くひたすらボールを蹴り、フィジカル向上の鍛錬も続けた。 「考え方をあらためざるを得ない。ベッカムの努力には頭が下がる」 当時、レアル・マドリードの監督を務めていたファビオ・カペッロは、ベッカムの名前をスタメンのリストに再び書き記したのである。 「私が間違っていた。やはりワタルは頼りになる」 スロット監督の謝罪会見を楽しみにしようじゃないか。
粕谷秀樹●取材・文 text by Kasuya Hideki