「筋トレ」はなぜ必要?…糖尿病やがんリスクを下げる!?専門家に学ぶ「簡単筋トレ」【医学博士 金子博徳】
身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。 メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。 ドクターは、北里研究所病院 副院長 整形外科部長 医学博士 金子博徳先生です。 【動画】毎日のスキマ時間にコツコツ「貯筋」で健康体質に!椅子に座ったまま背中・脚・お尻の筋肉を同時に鍛える簡単筋トレはこちら!【0分17秒~】 今回のテーマは「~筋肉は何歳でもつけられる!~コツコツできる!"貯筋術"」 筋トレを継続すると糖尿病やがんなどのリスクを下げる事が分かっているそうです。とはいえ、筋トレにはキツくてツラいイメージがあり、いざ始めてみても長続きしない…なんて方も多いのでは?そこで今回は、日常生活の中でできる「簡単筋トレ」を専門家に教えてもらいました。
筋トレはなぜ必要?
<筋肉が減るとどうなる?> 筋肉は、何もしないと30代から徐々に衰え始め、50歳を超えると歩く速度も落ちてしまうそうです。実際、年齢による筋肉量の変化を見ると男女ともに30代から徐々に減っていき、50代に差し掛かると急激に減少。放っておくと身体が弱ってしまうそうです。 <ロコモティブシンドロームに要注意!> ロコモティブシンドロームとは、筋肉量の減少などが原因で運動機能が低下した状態の事。それが長く続くと、将来要介護や寝たきりになるリスクが高くなるそうです。 <筋肉は何歳からでもつけられる!> 筋トレには、基礎代謝を上げ脂肪燃焼や姿勢の維持を助ける効果が期待できるそうです。先生によると、筋肉は何歳からでもつけられるのだとか。最初は「本当に効果があるの?」と思うかもしれませんが、とにかく続ける事が"貯筋"のコツだそうです。
筋肉に自信のないあなたに!貯金ならぬ"貯筋"チェック
まずは、今の"貯筋額"をチェックしてみましょう。 <簡単!貯筋チェック> ▼高さ40センチ程度の椅子に座る ▼座った状態から片足で立ち上がり3秒間キープする (※2名以上で行い安全に配慮してください) 下半身の筋肉は、身体全体の約60%を占めているため、立ち上がる事すらできない場合は、全身の筋肉が衰えている可能性が高いそうです。そして、3秒間キープできた方も油断は禁物。何もしないと筋肉は減っていくので筋トレをして"貯筋"しましょう。