海外競馬で珍事「天才だね」 狭いコースで27頭が混雑した“大渋滞”の対応に「この実況は凄いな」
アイルランドで行われた障害レース
欧州競馬で稀に見る“大渋滞”レースが行われた。出走頭数は27頭。狭いコースでの開催だったとあって、道中馬群がひしめき合う展開となった。英専門放送局が公開した動画では、実況アナウンサーがあるチャレンジをしていたようで、海外ファンから「息継ぎするんだ」「天才だね」といった反響が寄せられている。 【動画】「息継ぎするんだ」 狭いコースに出走馬がひしめき合って行われた欧州の障害レース 珍しい光景が広がった。現地27日にアイルランドのレパーズタウン競馬場で行われた障害レース「パディ・パワー・チェイス」(芝4900メートル、稍重)に27頭が出走。多頭数での障害戦というのは欧州でもたまに見かけるが、長丁場のコース設定のために仮柵が設けられていることもあって、コース幅が狭い場所ではまさに大混雑。すでに落馬してしまったのか、カラ馬でコース外を走っている馬の姿も見られる。 英競馬専門放送局「レーシングTV」公式Xは動画を公開。文面に「20秒間で何頭の名前を言える? ジェリー・ハノンがパディー・パワー・チェイスで新たな記録に挑戦」とあるように、実況アナウンサーは団子状態になった馬群を見ながら、馬名を言い続けている。この光景に海外ファンからは「これは印象的だ」「息継ぎするんだ」「アナウンサーはスーパーヒューマンだ」「この実況は凄いな」「信じられないよ」「天才だね」といったコメントが集まっている。 レースは6頭が落馬などで競走を中止し、完走は21頭。勝ったのはピースヴァルレガロワという7歳の騙馬で、勝ちタイムは6分12秒10だった。
THE ANSWER編集部