【桐生ボート ルーキーシリーズ第21戦】翔&滉 前田ツインズが初のファイナルそろい踏み
ボートレース桐生の「ルーキーシリーズ第21戦・第18回マンスリーBR杯」は6日、シリーズ5日目が行われ、9~11Rで準優勝戦が争われた。 9Rは予選3位の前田翔(24=愛知)がインから押し切って1着。4号艇・品川二千翔がカドから捲り差しで迫る厳しい展開だったが、バックで押さえ込んで優勝戦一番乗りを果たした。 すると、双子の弟が続いた。続く10Rは前田滉(24=愛知)が2コースから先捲りを決めて快勝。初めて兄弟そろって優勝戦に駒を進めた。 ともに舟足も上々だ。兄の翔は「直線を向いてからの足がいい。伸び、行き足、出足が良くて上位グループに入る」と胸を張る仕上がり。一方の滉も「良かった伸びを落とさずに、回った後の足も良くすることができた」と、勝負どころで上積みに成功した。 優勝戦では初対決となる前田兄弟。翔が2号艇、滉が3号艇で出走する。「正直なところ、コイツにだけは絶対に負けないぞ!というような思いはないです」。こう口をそろえた2人の戦いから目が離せない。